「人材開発」のための新しいエンゲージメントサーベイ『Qraft』
組織の離職率や企業業績に影響する要素として「エンゲージメント」が世界的にも注目を集める中、ヒューマネージは「組織改善」だけでなく「人材開発」にまで活用できるエンゲージメントサーベイ『Qraft』をリリース。それまで一般的とされてきた組織改善のみのアプローチに、個人のエンゲージメント特性を高める「ジョブ・クラフティング(=仕事を手づくりする力)」を加えた測定尺度を開発しました。ヒューマネージはこれからも、人材の「定着」、その先の「活躍」を支援すべく、「個人」と「組織」のそれぞれがエンゲージメントを高め合う組織づくりに貢献します。
ヒューマネージは、創業35周年を迎えました
株式会社ヒューマネージは、おかげさまで創業35周年を迎える運びとなりました。1988年、日商岩井(株)(現・双日(株))の社内ベンチャーとしてスタートして以降、企業の持続的な成長に欠かせない『A&R戦略』(Attraction&Retention:人材の"採用"と"定着")を支援する会社として、3,900社を超える企業様の人材戦略をご支援してまいりました。お客様とともに新たな取り組みにチャレンジさせていただいた経験が、わたしたちの財産です。ヒューマネージはこれからも、「人」を真剣に考える企業様のパートナーであり続けられるよう、社員一同、真摯に事業に取り組んでまいります。
"これから"の組織のためのパーソナリティ検査「B5」
多様化する現代社会の組織で働く上で、周りから信頼や尊敬を得られるパーソナリティを持ち合わせていることは不可欠です。そのような人材を妥当性のある方法で見極めたい、という時代のニーズに受けて、ベーシックパーソナリティ検査『B5』は誕生しました。ビックファイブ理論に基づいた5つの性格特性に加え、成果を阻害する恐れのある要因(ディレールメント)を科学的に測定することで、組織で働く際のパーソナリティの予見が可能になりました。当社が提供する他の適性検査とも複合的に組み合わせることで、多角的な視点のもとさらなる採用効果向上に貢献しています。
独身寮「HUMANAGE BASE shibuya」新設
社員が満足する安定した環境体制作りは会社の重要施策のひとつであるという想いのもと、2014年5月に設立された「HUMANAGE BASE shibuya」は、地上4階建鉄筋コンクリート造の独身寮です。渋谷駅から徒歩8分の閑静な高級住宅地に佇みながら、本社までの通勤時間は20分と非常に便利な立地条件となっており、社員のQOL向上をサポートしています。社員コミュニケーションの憩いの場として利用できる共有スペースでは、パブリックビューイングやミニパーティーなどが定期的に催され、社員同士が交流を深めています。
自社スタジオ設立
2012年、代表・齋藤の持ちかけによって、自社スタジオ設立という前例のない挑戦は始まりました。現在の採用における主流メディアのひとつ・Webセミナーを当社の採用支援の一環として提供すべく、様々なプランニングや運営に奔走しながら何とか完成に漕ぎつけたものでしたが、今ではすっかりヒューマネージのメインサービスへと成長しました。選考情報とセミナー閲覧履歴の一元管理を通して、さらなるOne to Oneマーケティングを可能にしつつ、自社設備ならではの強みを生かした配信を行っています。今後も、応募者の企業理解や志望度の向上に訴求効果の高いWebセミナーを提供してまいります。
データサイエンティスト集団・R&Cの立ち上げ
当社が提供する「ビッグデータサービス」を担うリサーチ&コンサルティング(R&C)グループは、2011年に行われたヒューマネージの今後5年間のビジョンを描く「NEXT5」プロジェクトをきっかけに事業化されました。多くの企画やアイデアが出される中、採用管理システム『i-web』に蓄積されたビッグデータによって、数学的な根拠のあるコンサルティングを行う本プランに注目が集まり、2012年に始動、現在では当社の中枢部隊に成長しています。これからもヒューマネージは統計手法を駆使した科学的な指標を用いて、目標達成に最適なソリューションを提供してまいります。
デザイングループ発足
2010年に設立されたデザイングループは、ヒューマネージが提供する採用支援におけるサービス全体のデザインを担っています。単なるデザイナーやクリエイターによる恰好がよいものではなく、「科学的なデータに基づく採用支援に効果的な制作」を実現させるため、表現やデザインに根拠を持たせるという視点を持った人材を国内外からアサインし、立ち上げに至りました。これからもデザイングループは"HUMANAGE DESIGN"を市場に投影させ、採用広報戦略の企画・立案からクリエイティブまでを一貫してサポートしてまいります。
ITサービスにおける国際標準規格「ISO/IEC20000」取得
2008年3月、ヒューマネージは国内の人材サービス業界で初めてISO/IEC20000を取得しました。ISO/IEC20000とは、「組織が提供するITサービスの継続的な品質管理や高い効率性を実現するための国際標準規格」を指します。当社が採用における最適なソリューションを提供する上で、当時はその対処法やスキルが社員によって異なっていたことから、組織力強化による顧客満足度の向上を標榜、サービスに携わる社員全員が同一のマネジメントプロセスを意識した業務の標準化をを実現しました。この認証取得によって、社員が効率良く働き、高いサービスレベルを安定して確保することが可能となっています。
より良い採用活動を目指す「就業意識調査プロジェクト」
「就業意識調査プロジェクト」は、学生一人ひとりの違いに対応した採用手法を確立する必要があるのではないか、という考えのもと、2007年に明治大学との産学協同で発足したものです。学生それぞれの志望業界や重視する点などにきめ細かく対応することは、応募者と企業のベストマッチングに効果的であると考え、調査・分析を重ねていきました。そして2008年1月に実施した「第1回就業意識調査」では、就活生の就業意識の個人差を科学的な測定の対象としてアプローチし、数値で確認することができました。ヒューマネージは引き続き、企業が応募者に対して有効な働き掛けを行うための仕組みづくりを推進してまいります。
ストレス耐性を予見する適性検査『G9』誕生
入社3年で3割の大卒者が自発的に退職する――そのような厳しい現実の中で、辞めない人材を確実に見極めたいというニーズに応えるべく、コーピング適性検査『G9』は生まれました。同じ境遇に置かれても人によって生じるストレス反応が異なるのは、「コーピング」すなわちストレスに対処する行動特性が違うからだと考えたわたしたちは、このコーピングを科学的に測定し、将来のストレス耐性を予見することによって、厳しいビジネス環境下でも長く活躍してくれる社員の見極めを可能にしました。これからもヒューマネージは、ストレスに強い人材の積極的な採用をサポートしてまいります。
成果創出能力で人材を評価する『Another8』リリース
当社は2000年にコンピテンシー適性検査『Another8』をリリースしました。従来の「頭が良い=能力が高い」という考え方ではなく、「実際に成果をあげたかどうか」で応募者を見る"コンピテンシー"という概念は、当時の日本ではまだ馴染みがなかったため、それまでのアセスメントツールのコンセプトとは一線を画すものでした。しかし、当時のお客様からの「この会社はひょっとするとアセスメントを変えるかもしれない」という期待をも背負いつつ、リリース以降、大手企業を中心に1,000社以上で導入されています。保有能力ではなく発揮能力で評価する本ツールにより、今後も成果を生み出す人材の採用に繋げていきます。
業界初・マイページ機能を有した採用管理システム『i-web』
採用管理システム『i-web』は、1998年に業界で初めてマイページ機能を有した選考管理システムとしてリリースされました。当時のマイページは手続きの効率化を目的としていましたが、インターネットによる就職活動や採用業界の変化に伴い、現在では企業と応募者のOne to Oneのコミュニケーションをサポートするプラットフォーム的存在となりました。応募者満足の向上はもちろんのこと、科学的なデータに基づく働きかけによって戦略的な採用広報や効果検証を行うことが可能です。『i-web』は14年連続導入シェア第一位の新卒採用向け採用管理システムとして、きょうも応募者と企業を結ぶ窓口を担っています。
採用を成功に導くソリューションを提供
ヒューマネージの採用ソリューション事業は、膨大な生きたデータから導き出された科学的な指標に基づき、企業が求める人材の採用プロセスをワンストップで支援しています。「Attraction(人材の獲得)&Retention(定着)」の理念を中心に据えながら、「集める」「見極める」「管理する」といったそれぞれの段階で必要なソリューションをタイムリーに提供することで、企業の戦略パートナーとして採用活動に伴走することを実現しました。これからもヒューマネージは人材の可能性を最大限に引き出し、採用を通してより良い社会づくりに貢献してまいります。