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2000/04/21

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新卒者の「行動特性」を診断:ワトソン ワイアットと共同で採用活動向けテストを開発。※日経産業新聞(2000年4月21日付)に掲載

2000年4月21日

新卒採用事業会社の株式会社アトラクス(東京都文京区、社長 高木 稔)は、外資系人事コンサルティング会社のワトソン ワイアット株式会社(東京都港区 社長 淡輪 敬三)と業務提携し、今後、人事系商品・サービスを共同開発すること、また、その第一弾商品として、ワトソン ワイアット社が提唱するコンピテンシー理論をベースに開発された適性検査(商品名『A8(アナザーエイト)』)を今年6月を目処に販売を開始することを発表した。

「コンピテンシー」とは、「高い成果につながる具体的な行動として、安定的に発揮されている能力」を意味し、ここ数年人事のアセスメント及び新卒採用の世界で急速にひろがっている用語である。

新卒採用向け適性検査の市場規模は年間約50億円と推定される。これまでの適性検査は、学力検査やパーソナリティ分析が大半を占めてきたが、同社の商品はコンピテンシー(行動特性)に基く適性検査であり、業界初の商品となる。

販売価格は、1件当り4000円を予定しており(知的能力検査などの組み合わせオプションあり)、コンピテンシーに基づかれた職務適性や面接時での質問例がアウトプットされる。また、企業側の「求める人物像」をもとに企業独自のコンピテンシーモデルを作り、そのモデルに適合した学生を抽出するといったカスタマイズ対応や、適性検査の結果をアトラクス社の学生データベース管理システムと連動させるといったシステム対応も可能である。

同社では、3年以内に同市場の10%シェア、5億円の売上を目指す。

以上

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